■大敗危機を救ったのはやはりあの男
完全にチェルシーへの対応を誤ったレアルは前半のうちに大敗が確定する可能性も大いにあったが、ミリトンとカリム・ベンゼマが意地で同点ゴールを奪ってくれた。
後半はモドリッチを中盤に留まらせ、さらに３バック＋２ウイングバッグを５バックにして安定させて１－１の引き分けに持ち込むことに成功した。
前半だけで自身の失敗を認めて修正したジダン監督が、２ｎｄレグで同じ轍を踏むことはないだろう。チェルシーは、好き勝手できる時間に勝ちきれなかったことがどう影響するだろうか。
決勝への切符をかけた極上の戦いに期待したい。
■試合結果
レアル・マドリード １―１ チェルシー
■得点
１４分 クリスチャン・プリシッチ（チェルシー）
２９分 カリム・ベンゼマ（レアル・マドリード）
