【明治安田J1リーグ 第11節 名古屋グランパスvsガンバ大阪 2021年4月22日 19:33キックオフ】
ホームの名古屋グランパスは堅守が持ち味で、新型コロナウイルスの陽性反応が出たためにイレギュラーなシーズンを強いられているガンバ大阪は、ここまで6試合を消化して1得点と、決定力が不足している。そうした両チームの対戦らしく、慎重な立ち上がりとなる。
最初にチャンスをつくったのは名古屋だった。16分に、右サイドから切れ込んだマテウスが強烈なシュートを放つ。G大阪DF昌子源に当たって弾道が変わったが、ここはGK東口順昭がしっかり反応して、CKに逃げることに成功した。
その後も攻めあぐねるG大阪に対して、守備陣形を整える名古屋がボール奪取から速い攻撃を仕掛ける展開が続く。そうした流れが得点につながったのが29分だった。
自陣からの反撃で、ボールを受け取った相馬勇紀は長い距離をドリブルで持ち上がる。ボックス左まで持ち込みクロスを送ると、ゴール前で受けた山崎凌吾は冷静だった。胸での1トラップから右足で冷静にゴール右へと先制点を蹴り込んだ。