東京五輪の男子サッカーの1次リーグのグループ分けが、4月21日に決定した。森保ジャパンはフランス、メキシコ、南アフリカとともにA組に決定。森保一監督が「非常に力のあるチームと同じグループ」と警戒感を強く表したように、厳しいグループとなった。
21日に決定したAからDまでの4つのグループは、以下。
【A組】日本、フランス、メキシコ、南アフリカ
【B組】韓国、ホンジュラス、ルーマニア、ニュージーランド
【C組】スペイン、アルゼンチン、エジプト、オーストラリア
【D組】ブラジル、ドイツ、コートジボワール、サウジアラビア
この組み合わせに、ネット上では“死のグループ”としてA、C、Dの3つのグループが取り沙汰されており、Bが“楽な組み合わせ”とするコメントが多く並んだ。Aは、先述したように日本が入ったグループ。フランスは優勝経験があり、代表候補メンバーとしてバルセロナで活躍するFWウスマン・デンベレ、レアルマドリードなど強豪クラブが獲得を狙う弱冠18歳のMFエドゥアルド・カマヴィンガ、中盤で圧倒的な存在を見せるマテオ・ゲンドゥージらがいる。パリ・サンジェルマンのFWエムバペは招集されない見込みだが、それもさして問題にならない選手層の厚さだ。また、メキシコは前々回のロンドン五輪でブラジル代表を破って優勝しており、組織力が高い。南アフリカは日本が苦手とする、圧倒的なフィジカルの強さを持ち、特に若い年代ではその差が顕著になる。