■4月11日/J1第9節 大分トリニータ0―3名古屋グランパス(昭和電工ドーム大分)
柿谷曜一朗が待望の初ゴールを決めた!
8戦して6勝2分の無敗で川崎フロンターレを追う2位の名古屋グランパスは、敵地で大分トリニータと対戦。この試合を3-0で快勝し、直近2試合を引き分けていた失速の流れを、見事に吹き飛ばしてみせた。
しかも、3点目を決めたのは柿谷だった。C大阪から鳴り物入りで加入した背番号8は、大分戦の前まででリーグ戦6試合に先発して2試合に途中出場していたが、得点を奪えていなかった。
大分戦で柿谷は59分からピッチに立った。すでに名古屋がホームチームを2点リードしていた展開で、マッシモ・フィッカデンティ監督は、先発していた齋藤学と前田直輝を下げ、相馬勇紀と柿谷を投入したのだ。
記念すべき瞬間は、後半アディショナルタイムに訪れた。大分がビルドアップをしようとする場面で、DF成瀬竣平が出足鋭く相手のパスをカット。そのまま持ち上がり、中にグラウンダーのクロスを入れるも一度は跳ね返されてしまう。