■実は大量得点に貢献していたキーパー
ごく小さな綻びの可能性を即座に防ぐことで、チームは良い状態を継続させることができ、途中で緩むことなく14ゴールという最終的な結果に繋がった。
また、リスタートになった時にペースを緩めずすぐに試合を再開させることでモンゴルにも味方にも暇を与えなかったことも重要だった。まるでビハインドの状態化のように素早くボールをセットして蹴り出すそのプレーは、試合をだらけさせないことに間違いなく一役買っていた。
こういう細かいことの積み重ねで最後方からチーム全体に前を向かせ続けたことは、試合後には圧勝劇に隠れてしまったものの、この結果を生むのに欠かせない部分だった。
当たり前のことを当たり前にし続けて、当たり前の結果を出す。それは意外と難しいことだが、この日の日本はそれを実行して14ゴールを生んだ。チーム全体でその姿勢を保ったからこそ実現したスコアで、それはゴールキーパーも含めた全員が貢献した結果だ。
■試合結果
日本代表 14―0 モンゴル代表
■得点
13分 南野拓実(日本代表)
23分 大迫勇也(日本代表)
26分 鎌田大地(日本代表)
33分 守田英正(日本代表)
39分 オウンゴール(日本の得点)
55分 大迫勇也(日本代表)
68分 稲垣祥(日本代表)
73分 伊東純也(日本代表)
78分 古橋享梧(日本代表)
79分 伊東純也(日本代表)
86分 古橋享梧(日本代表)
90+1分 浅野拓磨(日本代表)
90+2分 大迫勇也(日本代表)
90+3分 稲垣祥(日本代表)