■攻撃センスを生かすなら…
西をボランチで起用する場合、その攻撃センスを生かすためにも相方は守備に特徴のある選手を置くことが有力だ。柴戸海は守備的ボランチとしてハードワークできる選手であること、また、西を前に行かせるに当たってセンターバックの位置まで降りることで、その良さが生きる柴戸は相性が良さそうだ。
仮に、攻撃的なシステムを組む場合にはトップ下で使われることの多い小泉佳穂とのコンビも考えられる。ただし、ボール保持の際にはこのコンビは威力を発揮するが、ボール非保持の際には耐久性に難があるかもしれない。とはいえ、最終ラインにショルツと酒井が入れば試してみたいオプションと言えそうだ。
ここまで順調にチーム作りを行ってきたリカルド・ロドリゲス監督。ユンカーに加えて酒井とショルツという大型補強で、その勢いはさらに加速しそうだ。
はたしてどのようなチーム作りをするのか。目が離せない。