■遠藤航はバイエルンに通用

 こういうことができるのはバイエルンしかいない。マルチロールをこなせる選手が複数在籍し、単独でボールを運べるタレントが各所に揃っているだけでなく、トッププレーヤーが決して手を抜かない。だからこそメガクラブとしての圧倒的な力の差がそのまま大量得点という形で表れることが多く、だからこそバイエルンは絶対王者なのだ。

 77分に交代した遠藤だが、個人としてはバイエルンにも通用していた。球際の強さや落ち着きはチームトップで、力の差を見せつけられてしまった試合だったからこそ、より上のチームでプレーする姿を見たくなる存在になっていることが明らかだった。


■試合結果

バイエルン・ミュンヘン 4―0 シュツットガルト

■得点

17分 ロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)
22分 セルジュ・ニャブリ(バイエルン)
23分 ロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)
39分 ロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4