■ベストメンバーではなかった

 今回の対戦は大きな注目を集めていたものの、互いにベストメンバーを組める状態で戦えなかった。ユナイテッドはフレッジとショーがベンチからスタートしただけでなく、ダビド・デヘアポール・ポグバ、エディンソン・カバーニ、マーカス・ラッシュフォードらが欠場。ミランはテオ・エルナンデス、イスマエル・ベナセル、ハカン・チャルハノールズラタン・イブラヒモヴィッチアンテ・レビッチらが欠場。来週の2ndレグでも全員は揃わない。

 せっかくの機会に互いにメンバーが揃わなかったことは残念だが、ヨーロッパの舞台での名門同士のぶつかり合いを制すのはどちらか。どちらも国内リーグでは2位、シティが14ポイント差で独走しているプレミアリーグと、インテルと6ポイント差のセリエAでは、ユナイテッドの方がこちらに注力できるが、苦しい台所事情で巧みに勝ち上がるのは果たしてどちらだろうか。

 名門復活を成し遂げようとしているオーレ・グンナー・スールシャール監督とステファノ・ピオリ監督の腕の見せどころだ。


■試合結果

マンチェスター・ユナイテッド 1―1 ACミラン

■得点

50分 アマド・ディアロ(ユナイテッド)
90+2分 シモン・ケアー(ミラン)

 

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