■柏の猛攻に対応してシステムを変更
５５分に阿部浩之に替えてドリブラーの前田直輝を投入。６８分には２枚替えを敢行し、ＭＦ米本拓司とＦＷ柿谷曜一朗を下げてＦＷ山﨑凌吾とＤＦ木本恭生を投入した。阿部は得点の場面で起点となるダイレクトパスを通し、柿谷は稲垣の得点を“アシスト”するシュートを放っていた。２おの２人を下げて、攻撃への姿勢を見せた。
しかし、ホームで負けるわけにはいかない柏がそれでも攻め続けた。さらに、指揮官は「（攻撃のカードを切ったものの）グラウンドの影響もあったのか、ボールをしっかりキープできなかった」と話し、これは不発に終わる。
そこで戦い方を１８０度転換。４－２－３－１から、５－４－１へとシステムを変更してみせた。右サイドバックに宮原和也、中央に中谷進之介、丸山祐市、木本恭生、左サイドバックに吉田豊という５バックだ。中盤は４枚で、マテウス、稲垣祥、長澤和輝、前田直輝を並べた。１トップは、山崎凌吾だ。
