■3月6日/J1第2節 ベガルタ仙台―川崎フロンターレ(ユアスタ)
分厚い選手層の川崎で、今季、新たな戦力として頭角を現している選手がいる。FW遠野大弥だ。
G大阪と対戦した富士ゼロックス・スーパーカップで“川崎デビュー”を飾ると、2試合目となる第11節C大阪戦でもわずか1分ながら途中出場。そして第2節ベガルタ仙台戦で、J1初先発を果たすと、その試合で自らゴールを決めて祝砲としたのだ。
遠野は1999年生まれの21歳。2017年にJFLのHonda FCに加入すると3シーズンを過ごしてJFLで62試合18得点を記録した。そして2020年の天皇杯でチームがベスト8になる原動力として活躍したことで、川崎フロンターレに完全移籍。ただし、2020年は川崎でプレーすることはなくJ2福岡にレンタル移籍し、経験を積んだ。昨年の成績は41試合11得点だった。