J1リーグ第7節 サンフレッチェ広島ーガンバ大阪
4月3日(土)|14:00 エディオンスタジアム広島
Jの舞台に、青黒が復帰する。今季はまだ開幕戦しかリーグ戦を消化していないガンバにとって、この試合は今季2試合目のリーグ戦。
宮本恒靖監督が「間が空いて、シーズンの最初を迎えるような感覚」と話すように難しい部分もあるが、一方で、「フレッシュな気持ちが前より見えた」とも話す。
どのような形で試合に挑むのか調整面での不安はあるが、広島に対して手の内を隠せたともいえる。今後、他チーム以上の連戦をこなすことが確実な状況なだけに、このリスタートで勝利を掴んで弾みをつけたい。
なお、昨年、クラスターが発生したJ1チームに鳥栖と柏があり、鳥栖は横浜FCとの再開初戦を3-0で大勝。しかし柏は、鳥栖との再開初戦を落としており、心身両面でのコンディションが大きく結果に左右しそうだ。
広島は、リーグ戦6試合を戦って3勝3分と無敗でここまで来ているが、直近の公式戦であるルヴァン杯で横浜Fマリノスに0-5の大敗を喫している。代表勢がいなかったとはいえ、それは横浜も同じ条件。今季最初の黒星をスッパリ断ち切れるか、それとも、ベールに包まれたガンバを相手に飲み込まれるのか、連戦を前に重要な一戦となる。
■サンフレッチェ広島
5位 勝ち点12 3勝3分0敗 11得点7失点 得失点差4
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
ル●0-5 横浜FM(A)
L○3-1 大分(A)
L○1-0 清水(H)
L△1-1 鹿島(A)
L○2-1 札幌(H)
【通算対戦成績】
H 35試合・13勝 6分16敗
A 37試合・15勝 5分17敗
計 72試合・28勝11分33敗
【直近対戦成績】
2020年 9月27日 J1第19節 ●1-2(H)
2020年 7月22日 J1第 6節 ●0-1(A)
2019年 8月10日 J1第22節 △1-1(A)
2019年 4月 6日 J1第 6節 ○3-0(H)
2018年 9月29日 J1第28節 ●0-1(A)
【今節のみどころ】
リーグ戦6試合を戦って3勝3分と無敗をキープする広島。通算11得点は、川崎、C大阪、FC東京に次いで4位という攻撃力だが、ここまで得点力を生かせないでいるのが、今季、鳴り物入りで加入したFWジュニオール・サントスだ。ここまで先発2試合に途中出場3試合で、2得点。今節もスターティングメンバー入りが微妙な状況だが、その得点力は広島を大きく上に引き上げるものだけに、復活を期待したい。
また、代表から復帰したMF川辺駿はスタメン入りしそうだが、DF佐々木翔は代表活動中に負傷したため、今節は欠場が濃厚。U24代表の大迫敬介と川辺には、“世界”を体感したからこそのプレーを見せてほしい。