J1リーグ第32節 名古屋グランパス―横浜FC
12月12日(土)|14:00 パロマ瑞穂スタジアム
この試合が、名古屋グランパスにとってのパロマ瑞穂スタジアムでの今季最終戦だ。また、来春からの建て替えを前に、瑞穂が現在の姿でチームとファンを迎える最後の試合となる。
来週水曜にJ1第33節が行われるが、名古屋はACLに出場する横浜F・マリノス相手にすでに消化済み。名古屋より消化が1試合少ないセレッソ大阪が勝ち点1差で追走しており、名古屋としてはACL出場権、さらに天皇杯に出るための2位獲得へ、ぜひともものにしておきたい一戦だ。
今季は降格自体がなく、横浜FCはクラブ初のJ1残留が決まっている。とはいえ、自力で残留圏でのフィニッシュを狙いたいところ。今節も、14位への浮上の可能性はある。
名古屋は今季、シーズン初戦となったルヴァンカップでの鹿島アントラーズ戦から始まり、瑞穂で7戦無敗。しっかりと、美しい「フィニッシュ」を描けるだろうか。
■名古屋グランパス
3位 勝ち点59 18勝9敗5分 得点44、失点28、得失点差16
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
○A柏 1-0
△H大分 0-0
○H湘南 3-1
○HF東京 1-0
●A広島 0-2
【通算対戦成績】
通算 5試合・2勝1分2負
ホーム 2試合・0勝1分1負
アウェイ 3試合・2勝0分1負
【直近対戦成績】
2020年 9月13日 J1第16節 A2●3
2017年 8月26日 J1第30節 H2●3
2017年 5月27日 J1第16節 A2○1
2007年11月24日 J1第33節 H0△0
2007年 4月 1日 J1第 4節 H1○0
【今節のみどころ】
前節は、相馬勇紀の今季リーグ戦2点目で柏レイソルに1-0と勝利。オルンガ擁する危険な相手を完封と、良い形でホームに戻ってきた。
先発した相馬に代わり、4試合ぶりにベンチスタートとなった前田直輝だが、その分だけ気持ちは高まっていることだろう。マテウスは2ケタ得点まであと1ゴールとしており、サイドから勝負するアタッカーたちの競争心の結果への昇華を期待したい。
前節の決勝点は、幸運に助けられた部分もある。山﨑凌吾も復帰しており、堅守の上にしっかりゴールを重ねる名古屋らしい戦い方で、勝ち点3を狙いにいく。