■12月6日/J1第31節 大分―仙台(昭和電工)
仙台が快勝だ!
アウェイ九州で、仙台が最下位とは思えぬ組織力を披露した。11位・大分から2点を奪い、さらに相手の攻撃をシャットアウト。見事な勝利を見せた。
この日の仙台で注視すべき点が2つある。1つ目は、「ボールを持ったときの勇気」だ。
仙台は、開始16秒で先制する。キックオフからボールを左につなぎ、ペナルティエリアにクロスを入れる。ボールはMFイサック・クエンカの頭を超え、MF石原崇兆も元へ流れてくる。
しかし相手DFと交錯し、一度、ボールを見失う。それでも石原は、ボールを視認すると迷わず左足シュート。体勢を崩し、ゴールの位置も確認できない状況で、さらには相手GKやディフェンダーも寄せていた。