危険すぎる日本代表!フランクフルト・鎌田大地「圧巻だった2つのアシスト」の画像
鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト) 写真/サッカー批評編集部

 いよいよ“危険な存在”になってきたのかもしれない。11月28日に行われたブンデスリーガ第9節。アイントラハト・フランクフルト対1.FCウニオン・ベルリンの試合で、日本代表MFの右足が煌めいた。

 序盤から不安定な守備を露呈したフランクフルトは、まだ始まったばかりの2分と6分に失点。早々に0-2と窮地に追い込まれてしまう。だが、試合はそのまま終わらなかった。敗色濃厚のチームが息を吹き返す原動力となったのは、鎌田大地だった。

 前半の途中までは、グリシャ・プレーメルの激しいマークに合った鎌田だったが、27分、わずかに生まれたチャンスで結果を出す。敵陣の右サイドでステファン・イルザンカーと挟んで、そのプレーメルからボールを奪うと、前を向いてドリブル。そのまま進んで、ボックスの手前でファーにグラウンダーのボールを送る。そして敵のGKアンドレアス・ルーテの右手が届きそうで届かない絶妙なところで、アンドレ・シウバが押し込んで1点を返す。少しでもフリーにすると決定的な仕事をする――。日本代表MFは、そんな印象を残した。

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