札幌が前半に放ったシュートは川崎の3本に対して6本。そればかりか、ボール支配率で川崎は10%以上も差を付けられ、パス本数もパス成功率も札幌が上回った。川崎にとって唯一の救いは、自分たちのリズムをつかむことができなかったものの、失点を「0」に防いで折り返したことだろう。

 後半アタマに、鬼木達監督は選手を2人交代する。これまで、流れが悪い試合では鬼木監督が46分から複数枚のカードを切って、リズムを取り戻そうとしてきたが、この日は、それもうまくいかなかった。

※その2に続く
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