J1リーグ第23節 川崎フロンターレ―名古屋グランパス
10月18日(日)|19:00 等々力陸上競技場
首位独走中の川崎だが、乗り越えなければならない壁がある。自分たちを乗り越えていくのだ。
8月23日の第12節、ついに川崎が止まった。アウェイに乗り込み、無得点で0-1と敗れて、11連勝を逃した。止めたのは、名古屋だった。
奇しくも、またしても11連勝を狙う段階で名古屋と対戦する。ルヴァンカップでも引き分けて、今季まだ白星を挙げていない相手。ホームでの試合でもあり、「最恐」王者を目指す川崎としては、絶対に勝ち点3を回収しておかなければいけない一戦だ。
名古屋にしてみれば、むろん楽なゲームになるはずはないが、イメージは悪くない相手だろう。ここ3試合をすべて完封しての連勝中でもある。
互いのモチベーションも最高レベル。舞台は、しっかりと整った。
■川崎フロンターレ
1位 勝ち点62 20勝1敗2分 得点65、失点19、得失点差46
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】長谷川、小林
【直近5試合結果】
○A広島 2-0
○H仙台 1-0
●HF東京 0-2
○AC大阪 3-1
○A湘南 1-0
【通算対戦成績】
通算 35試合・19勝8分8負
ホーム 17試合・ 9勝4分4負
アウェイ 18試合・10勝4分4負
【直近対戦成績】
2020年 8月23日 J1第12節 A0●1
2020年 8月12日 ルヴァン予選(3) A2△2
2019年 9月 8日 ルヴァン準々決勝(2) A2△2
2019年 9月 4日 ルヴァン準々決勝(1) H2○0
2019年 8月10日 J1第22節 A0●3
【今節のみどころ】
前節も広島の抵抗に苦しみながら、要所を抑えて2-0の勝利を飾った。小林悠の負傷は気がかりだが、選手層の厚さに変わりはない。
小林と試合ごとに交代でCFを務めていたレアンドロ・ダミアンだが、第19節からは3試合連続でベンチスタートだった(それでも得点しているのだが…)。久々の連続先発となりそうで、1点差で追う小林の12得点に追いつき、または追い越すかも見どころだ。
さらに、前節のゴールでチーム3人目の2ケタ得点到達となったのが三笘薫。どんな状況であれ、交代出場してもチームにとっては大いなる助けになる存在が、2人のCFの得点数に肉薄していく。