■「内容的にもいいゲームでしたね」

―そうですか。

後藤「内容的にも良いゲームでしたよね」

大住「アディショナルタイムに点が入りそうな気はしてた」

後藤「そうだね。僕がカメル―ン戦の時に、これは最後までゼロゼロだな、って途中で思ったと言ったけど、今日はいつか入るような気が、この前よりはしたよね」

大住「前線が即席メンバーみたいなものだから、なかなか合わないし。能力的にも、前の試合よりはちょっと落ちたかなっていう。それはしょうがないよね。だけど、それまでの組み立ての落ち着きというか、ボールを取ってすぐ失うとか、そういうことは本当に少なくなったから。

 だから試合がまあまあ安定したし、すぐに取られないからピンチもない、というような。もちろん決定的なピンチはあったけど、ボールを自陣で失って持ち込まれるといった形は非常に少なかったよね」

―後藤さんもそう思われましたか?

後藤「この間のカメルーン戦の課題と言ったのは、ボールを奪ってからそのあとが繋げなくて、またすぐに失ってしまう。その繰り返しだったのが、今日は、前線まで安定してつなげる回数が前よりずっと増えたね。

 最後のところは、クロスの精度とか、中への入り方とか、シュートが遅れたりとか、最後のフィニッシュの段階はしょうがないんだけど。その前の段階は、前よりスムーズに行ってたということですよね」

PHOTO GALLERY コートジボワール戦の日本代表
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