カメルーンとの親善試合を翌日に控えた10月8日、日本代表でポルトガルのポルティモネンセに所属するDF、安西幸輝がリモート取材に応えた。
これまで日本代表のサイドバックを務めてきた長友佑都が、招集されたものの体調不良で遠征には不参加。チャンスをつかんだともいえる安西の心中はいかに。
―今回1年ぶりの代表。長友選手不参加になったが、どんなアイディア見せていきたいか。
「まあ、(長友)ゆうとくんが、コンディション不良で参加できなくて、自分にすごくチャンスが回ってくると思っている。2試合出られると思っているし、海外で積み上げてきたものを出せればと思います」
―所属クラブの監督が代わって出られない時期があったが、成長した部分は?
「去年2月に監督が代わって、なかなか試合に絡むことができなかったんですけど、最終節にスタメンに戻って、2試合目、3試合目に出場できた。監督の信頼を取り戻せたのでは。自分的には成長してると思っているので、それを試合で出せれば。試合に出られなかった時期は“守備で激しくいってほしかった”と監督には言われていて、練習では意識していた。監督にも今年に入って“よくなった”と直接言われたので、すごく自信になった」
―鹿島の時も代表になってからも左右のSBでどっちも大丈夫となってると思うが。
「いま右をずっとやってきて、右で求められることと左で求められることぜんぜんちがう。左はドリブルでしかけられる自信を持っている」