まだ21歳とは思えない落ち着き。
オランダで合宿中の日本代表のCB、冨安健洋が親善試合のカメルーン戦を翌日に控えた10月8日、オンライン取材に答えた。
現在、セリエAのボローニャに所属。ACミランをはじめとする世界的なビッグクラブからも評価され、続々とオファーが舞い込んだ冨安が日本代表に抱いた思いとは。
―1年ぶりの代表の感想は?
「ホントに楽しみにしてましたし、4日くらい経ってるんですけど、オフのところは楽しくやって、オンのところでは厳しくできています。食事の時間でひとりひとりでたべてるんで、そこでコミュニケーションが取れないのは難しいですけど、食べ終わった後に距離を取りながら、マスクしながらですけど、話したりとかゲームしたりしてるので、コミュニケーションは取れています」
―今季はクラブでもCB。昨季はSBをやったが、景色は変わった?
「去年1年SBやって、やりにくい状況というか、自分が不利な状況で守備することが多かった。2対1とか、大変な状況で守備していたので、CBになって、SBをカバーしてあげられたらいいな、と思いながらプレーしてます」
―今回の代表には、東京五輪世代が7人招集されたが?
「たぶん、いままでのA代表活動の中で五輪世代が7人入ったことはなかったと思うので、そういった選手たちとコミュニケーション取りながらやってます。五輪世代の質も上がるので、ポジティブなことかな、と思っています」