―地元に帰れなかったことによるストレス。思うこと。
「福岡への思いはもってますし、福岡への思い、アビスパへの思いは強いので。福岡の人たちにも見てもらって、元気や活力を与えられたらいいな、と思ってます。
―福岡は調子いい。
「あ、そうですね。9連勝でクラブ新記録出してますし、このままの勢いでJ1昇格してほしいと思います」
―代表のビルドアップ。ボローニャと代表で違うが心がけていることは?
「ボローニャは決まりごとが多いんですけど、代表ではそれほど多くないので、個々の判断で。相手をしっかり見て、いいポジションとって、運べるときは運んで、という状況を見てやりたいです」
―見ているとボール持つとハイプレスがかかっている。それをはがす有効性はある?
「去年はなかなかうまくいかなかった部分のほうが多いですけど、今年は3試合やって、後ろからチャンスにつなげられるシーンもありましたし、相手からしても思い切って取りに行けない状況作れる。大事だな、と思っているし、僕からすると伸ばしていきたいところだと思ってます」
―ボローニャのミハイロビッチ監督からイタリアでのCBについて教えてもらうことはあるか?
「CBとしてボール持ってるとき、持ってないときで指示をもらっている。ボックス内での守備は課題として感じているし、ボックス内での指示をたくさん受けるので、マークのつき方、腕の使い方はアドバイスとしてもらっている。腕を使うことはかなり言われます。まあ、話すと細かくになっちゃうんで言わないですけど、腕を使うこと、っていうのはかなり言われますね」
世界的な評価を獲得している冨安。五輪とW杯に向け、重要な試合に挑む。