J1リーグ第20節 セレッソ大阪―川崎フロンターレ
10月3日(土)|15:00 ヤンマースタジアム長居
J1の今季の行方が決まる、と言っても過言ではない。首位と2位の対決となるが、現在の勝ち点差は11。3位のFC東京も2位のC大阪を勝ち点1差で追っているが、こちらはすでにACL出場の都合で2試合多く消化している。今節を終えて残り13試合として、川崎とC大阪の差が「14ポイント」に広がれば、今後の逆転はかなり難しいと言える。逆に差を8ポイントとすることができれば、雰囲気は一変するのだが…。
今季前半戦での対戦では、川崎が5得点を挙げて勝利した。C大阪としては、何とかロースコアのゲームに持ち込みたい。前回は開始7分で先制したが、その喜びの反動か、前半のうちに試合をひっくり返されてしまった。川崎も当然、最大の敵は油断とばかりに気を引き締めて臨むはず。高い集中力が求められるゲームだ。
互いに試合間隔は十分に空き、準備も万全。最高級の緊張感を伴う一戦が始まる。
■セレッソ大阪
2位 勝ち点42 13勝4敗3分 得点30、失点20、得失点差10
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】永石、山内
【直近5試合結果】
○A仙台 3-2
●AF東京 0-2
●H鹿島 1-2
○A神戸 1-0
○A横浜M 2-1
【通算対戦成績】
通算 31試合・12勝8分11負
ホーム 16試合・ 6勝6分 4負
アウェイ 15試合・ 6勝2分 7負
【直近対戦成績】
2020年 8月19日 J1第11節 A2●5
2019年 9月 1日 J1第25節 H2○1
2019年 4月 5日 J1第 6節 A1△1
2018年11月10日 J1第32節 H2○1
2018年 4月11日 J1第 7節 A2○1
【今節のみどころ】
負けたら終わりという、決勝のような気持ちで臨む一戦だ。連戦では選手の入れ替えもあったが、コンディションを整える時間はしっかりあった。あとはロティーナ監督のプランを、完璧に遂行するだけだ。
連敗を止めた前節は、一度は逆転を許しながら、終盤に試合をひっくり返した。豊川雄太も戻ってきており、今節も柿谷曜一朗など総力戦で挑むことになる。
もちろん、先制を許せば、状況は一気に苦しいものとなる。まずは守備を崩されぬよう慎重にゲームを進めたい。昨季の川崎戦は1勝1分と無敗だった。その両試合ともに、シュート数では相手に上回られているが、勝ち点を手にした。開始2分でCKから先制し、追いつかれても勝ち越した昨季のホーム戦のような戦いを再現したい。