クーマン・バルセロナがバイエルンに雪辱!「19歳のアメリカ人ウインガー」獲得への画像
遠藤渓太と競るアヤックスDFセルジーニョ・デスト  写真:Pro Shots/アフロ

 スペイン紙『アス』が、バルセロナの補強について新たな情報を報じた。現在、オランダ・アヤックスに所属するDFセルジーニョ・デストの獲得についてクラブ間合意に達したとしたのだ。移籍金は2000万ユーロ(約24億円)と変動ボーナスとして500万ユーロ(約6億円)で折り合いがついたそうだ。

 セルジーニョ・デストはまだ19歳ながら、昨年は名門アヤックスでトップデビューを果たし、リーグ戦20試合に出場して5アシストを記録。今季もここまで2試合に出場している。アメリカ代表としてもすでにデビューを果たしており、3試合に出場している。

 オランダ生まれオランダ育ちのセルジーニョは、アヤックスの下部組織出身。右サイドバックでの出場が多いが、右ウイングとしてもプレーし、『アス』は〈アメリカ人ウインガー〉〈ストライカーとしても才能のあるディフェンダー〉と表現しているから、かなりの攻撃的サイドバックといえそうだ。

 実はこのセルジーニョに関しては、バイエルンも獲得の意思を示しており、スペイン国内では「バルセロナか、それともバイエルン・ミュンヘンか」とのニュースが報じられていた。バルセロナとバイエルンは今年8月15日のチャンピオンズリーグ準々決勝で対戦し、バルサは2-8という屈辱的な大敗を喫していた。

 このセルジーニョの獲得で両クラブはまたしても対峙し、バイエルンは1000万ユーロの移籍金を提示していたが、アヤックスとセルジーニョはバルセロナを選択したという。『アス』は、〈小さな雪辱〉と表現し、両クラブの軋轢を示している。

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