J1リーグ第17節 セレッソ大阪―鹿島アントラーズ
9月19日(土)|18:00 ヤンマースタジアム長居
6連勝中のC大阪と、5連勝中の鹿島。まさに現状で最も勢いに乗っているチーム同士の激突で、見ごたえある一戦になることは間違いない。
堅守が高く評価されるC大阪だが、新たな武器が上乗せされてきた。勝負強さである。第16節では攻撃力を誇る横浜FMに先制を許すが、見事に逆転勝利を収めた。続く神戸戦では前半のうちに退場者を出しながら、柿谷曜一朗のゴールで1-0と競り勝っている。
対する鹿島は、ザーゴ監督が浸透を図る新しいサッカーを、鹿島の伝統が下支えしている。この5連勝のうち、逆転勝ちが2度、そして4試合が1点差。何があろうと最後には勝利をもぎ取る「勝者のメンタリティ」が、色濃く表れ始めている。
この両者の対戦は、決して派手ではないだろうが、最後まで勝利の行方はわからない。魂を揺さぶるエンターテインメントとなるだろう。
■セレッソ大阪
2位 勝ち点39 12勝2敗3分 得点26、失点14、得失点差12
【出場停止】都倉
【出場微妙・故障者】永石、山内、豊川
【直近5試合結果】
○A神戸 1-0
○A横浜M 2-1
○H札幌 2-0
○H浦和 3-0
●H柏 0-3
【通算対戦成績】
通算 50試合・19勝4分27負
ホーム 25試合・ 7勝4分14負
アウェイ 25試合・12勝0分13負
【直近対戦成績】
2019年10月 6日 J1第28節 H0●1
2019年 6月14日 J1第15節 A0●2
2019年10月31日 J1第31節 A0●1
2018年 7月25日 J1第14節 H0●2
2018年 8月26日 J1第24節 H0●1
【今節のみどころ】
都倉賢は前節の一発レッドで出場停止となるが、ブルーノ・メンデスが帰ってきた。前節をベンチで終えた清武弘嗣と坂元達裕も体力を回復し、自信の陣容で鹿島相手の一戦に臨める。
前節の神戸戦でも、21本のシュートを放たれながら、シュート9本で虎の子の1点を挙げて勝利した。しかも、その決勝点を挙げたのが「ジーニアス」柿谷曜一朗であるということは、チームにとって好材料だ。ベンチスタートが多いものの、先発の機会にしっかり心身の準備を整えていたということだ。黄金ルーキー西川潤と同様に、ベンチからの脅威になってくれるだろう。