■試合の結末は……
結末はセレッソの逆転勝利となった。86分、相変わらず終盤でも元気な坂元達裕の仕掛けから高木がゴールを決めた。これでリーグ戦5連勝だ。
監督がブレないだけではない。選手達の間にも、確固たるスタイルからくる自信が出来上がっている。前半圧倒的に攻められても、後半のこれからというタイミングで先制を許してしまっても、人数のアドバンテージを得ても、残り時間が少なくなっても、イレギュラーなことは全く起きなかった。それがこの試合のように結果に繋がり、好循環を生んでいる。
これでJ1は折り返しになる。首位を独走する川崎フロンターレはこの日も大勝で勝ち点44とした。セレッソは8ポイント差の36で2位。ただし1試合未消化なので、それを勝つと考えれば5ポイント差だ。フロンターレが順調すぎて、優勝は決まり、という雰囲気になってきているが、意外とまだわからない。
後半戦も、ロティーナセレッソが不用意にポイントを取りこぼすことはないだろう。
フロンターレとの再戦は、10月3日にある。