9月5日、J1第14節の9試合が各地で行われた。
8月8日の鹿島戦以来、1か月ぶりの公式戦となった鳥栖は、ホームで横浜FCと対戦。金明輝監督が「戦術うんぬん抜きで、気持ちで」と試合後に話したように、選手たちは前半から攻守で躍動。前半に1点、後半に2点を奪い、シュート数でも差をつけて勝った。
昨季王者・横浜が首位・川崎を迎えた神奈川ダービーは、早くも前半2分に横浜が先制。FWマルコス・ジュニオールがゴール前でフリーの状態でクロスに合わせ、幸先良く試合を進めるも、33分に三笘薫、48分に家長昭博がゴールを決め、試合を逆転。50分に三笘がダメ押し弾を決めて、川崎が快勝した。
8月8日以来、お互いに白星がない同士のカードとなった仙台―G大阪は、仙台が4分にコーナーキックからゲデスのヘディングで先制するも、8分にルーキー山本悠樹の得点で同点に。その後、G大阪が3点を奪って、4-1で勝利を収めた。G大阪は、ここまで2点が1試合の最高得点だったが、これを大きく更新した。
2位・C大阪はホームで浦和を3-0で粉砕。3位のFC東京も大分に1-0で勝ったため、上位に順位の変動はなかった。鳥栖は、順位を1つ挙げて暫定16位になっている。