川崎が6発圧勝!「ルヴァンカップ4強の顔ぶれ」の画像
川崎の攻撃をリードしたMF大島  撮影:中地拓也(撮影日:2020年8月9日)
ルヴァン準々決勝の4試合の結果と全得点者はこちら!

 9月2日、ルヴァンカップの準々決勝が各地で行われ、2020年の4強が出そろった。

 この日行われたのは、札幌―横浜(厚別)、C大阪―柏(ヤンマー)、神戸―川崎(ノエビア)、FC東京―名古屋(味の素)の4試合。従来のホーム&アウェイの2試合で決める方式ではなく、一発勝負となった。

 札幌―横浜は、前半に得点が生まれなかったものの、53分にMF駒井善成が先制。しかし、77分にMF天野純の得点で横浜が追いつき、試合の行方はPK戦に。このPK戦を横浜が5ー4で制して勝ち上がった。札幌はシュートを14本を放ちながら、シュート5本の横浜の前に屈することとなった。

 C大阪と柏の一戦は、柏が3-0で快勝。FW呉屋大翔の得点で前半を折り返すと、後半にはMF江坂任が2得点を決めた。江坂はこの日放ったシュート2本がいずれも得点となった。一方、C大阪は、FW鈴木孝司、FW柿谷曜一朗、MF坂元達裕が相次いでチャンスを作ったものの決めきれない。FW登録で出場した4人の合計シュート数が3本と、不発に終わった。

 この日の4試合で、最も点数を入れたのは、神戸と戦った川崎だった。FW小林悠が、相手GKの位置を見て冷静にシュートを決めたのを口火に、計6得点。MF大島僚太が3アシスト、FW斎藤学が1得点2アシスト、小林は2得点と、好調な攻撃陣が爆発した。

 神戸は、怪我明けのMFイニエスタが70分から出場するも、得点を生み出すことはできなかった。

 FC東京と名古屋の一戦は、大卒ルーキーMF安部柊斗の2得点など3-0で、FC東京が4年ぶりの準決勝進出。名古屋は90分でシュートがわずか2本と、完敗だった。

 ルヴァン杯準決勝は10月7日に、川崎―FC東京(等々力)、横浜―柏(ニッパツ)の2試合が行われる。

 

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