C・ロナウドかネイマールか――バルサ離脱のスアレス「メッシに代わる新相棒」の画像
スアレスがバルセロナに別れを告げる  写真:AFPアフロ
ユベントス、パリサンジェルマン、アヤックスのスアレス加入の予想布陣はこちら!

 メッシの退団騒動の波紋が広がっている。

 いや、正確には、バルセロナの“解体”でメッシは退団を決意したのであり、チーム解体が大前提としてある。

 12年ぶりに無冠に終わった19/20シーズンを終えたバルセロナは、20/21シーズンに向けて改革を断行。キケ・セティエン監督を退任させ、オランダ代表監督だったロナルド・クーマン監督を新たな指揮官に招聘した。そのクーマン監督によって、長年にわたってチームを支えてきた主力選手が“戦力外通告”を受けたという。その一人が、ルイス・スアレスだ。

 スアレスは、14/15シーズンにバルセロナに加入すると、得点を量産。公式戦で通算198ゴール奪っており、これはクラブ史上歴代3位の数字だ。1位はメッシだが、194ゴールというラディスラオ・クバラ(1950~1961年に所属)の記録を抜いたばかりだった。スアレスは、数十年先でもその名が挙がるであろう功労者なのだ。

 しかし、地元の報道によれば、クーマン監督は残酷な形で戦力外を通告したという。なんと、1~2分程度の電話で戦力外を伝え、スアレスの意思確認もなかったという。

 公私ともに仲の良かったメッシが怒るのも当然で、これが、メッシの退団要求につながったとされる。

 ただ、メッシの退団要求が世界に知られたことで、スアレスの移籍話も沸騰。33歳にして衰えを見せない希代のストライカーの移籍先に関して、複数チームの名前が挙がっている。

PHOTO GALLERY ユベントス、パリサンジェルマン、アヤックスのスアレス加入の予想布陣はこちら!
  1. 1
  2. 2
  3. 3