スアレスにとって、メッシに代わる“次の相棒”は――。
移籍先の一つの候補がユベントスだ。実はユベントスに関しては、スアレスの代理人から働きかけているとの報道がある。ユベントスといえば、セリエAで9連覇を果たしており、チャンピオンズリーグの常連でもある。14/15、16/17にはチャンピオンズリーグで準優勝している。クリスティアーノ・ロナウドやパオロ・ディバラといった強力攻撃陣を誇る。
奇しくもこの騒動のさなか、ロナウドがユベントス残留をSNSで発表。「世界を征服する」と、力強く宣言した。メッシと並び、バロンドールを独占してきたロナウドとスアレスがユニットを組むとなれば、戦力はもちろんだが話題的にも十分。スアレスとしても、モチベーションにつながるはずだ。
そのユベントスは、前線3枚の攻撃ユニットの強化のため、スウェーデン代表の新鋭デヤン・クルゼフスキを10連覇に向けて獲得したばかりだ。しかし、スアレスが入るとなれば、そのクルゼフスキの入る予定だった右ウイングに10番ディバラを移し、スアレスはセンターフォワードに収まる可能性が高い。ロナウド、ディバラのアシストからスアレスが得点するという、夢の攻撃が見られるかもしれない。
ユベントスに次いで名前が挙がるのが、パリ・サンジェルマンだ。先のチャンピオンズリーグ決勝で準優勝に散ったこのチームは、センターフォワードのカバーニを放出。キリアン・ムバッペとネイマールという攻撃2枚看板を誇るが、ここにスアレスが加われば、再び「MSN」が結成される。悲願のチャンピオンズリーグ制覇に弾みがつく。