■磐田の17歳・鈴木海音がプロデビュー
4月にプロ契約を結んだばかりの17歳が、J2リーグデビューを飾った。ジュビロ磐田の鈴木海音である。2002年8月25日生まれで、名前は「かいと」と読む。
磐田のU-15チームで育った182センチのセンターバックは、19年のU-17W杯に出場した。ベスト16まで勝ち残った日本のメンバーには、すでにJ1、J2で結果を残している選手もいる。
15日のJ1リーグでプロ初得点をあげた西川潤(セレッソ大阪)、12日のルヴァンカップでトップチームデビュー戦2得点の鮮烈デビューを飾った唐山翔自(ガンバ大阪)、さらにはJ2の東京ヴェルディで多くの試合に絡んでいる藤田譲瑠チマらだ。今年10月のAFC(アジアサッカー連盟)U-19選手権から来年のU-20W杯を目ざす世代だが、飛び級での東京五輪出場ももちろん視野に入る。
鈴木は8月19日のJ2リーグ13節、FC町田ゼルビア対磐田戦で先発に名を連ねた。ここまで4バックを基本としてきた磐田だが、この試合では3-4-2-1のシステムで臨む。鈴木は36歳の大井健太郎、21歳の伊藤洋輝とともに3バックを形成した。