J1リーグ第5節 ヴィッセル神戸―清水エスパルス
7月18日(土)|19:00ノエビアスタジアム神戸
ボールを保持してのアクティブなサッカーを標榜するチーム同士の対戦となる。ただし、両チームとも、4試合を終えてゴール数は「3」。イメージを形、そして結果に変えることが、双方にとって未来を拓くための必須事項となる。
直近の対戦となる昨年12月の天皇杯準決勝では、イニエスタがその才能を存分に見せつけつつ、神戸が3-1で勝利した。その勝利は、シーズン途中に迎えたフィンク監督のサッカーが実を結びつつあった証拠で、続く決勝で神戸は初のタイトルを獲得した。
清水は今、産みの苦しみを味わっている。果たして、前回対戦時の神戸のように、積み重ねを結果へと昇華することができるか。
攻撃的サッカーが、真っ向からぶつかる。
■ヴィッセル神戸
12位 勝ち点5 1勝2分1敗 得点3、失点5、得失点差-2
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】なし
【直近5試合結果】
△A大分 1-1
◯A鳥栖 1-0
●H広島 0―3
△H横浜FC 1―1
◯スA横浜FM 3―3 PK3-2
【通算対戦成績】
通算 49試合・16勝5分28敗
ホーム 26試合・ 9勝2分15敗
アウェイ 23試合・ 7勝3分13敗
【直近対戦成績】
2019年12月21日 天皇杯準決 H3◯1
2019年 7月 6日 J1第18節 A1●2
2019年 3月17日 J1第 4節 H1△1
2018年11月24日 J1第33節 A3△3
2018年 3月 3日 J1第 2節 H2●4
【今節のみどころ】
若手も積極的に起用した前節は大分と引き分けた。新たな3連戦となるが、そのうち2試合はホームで、2戦目は大阪と移動の負担は小さい。前節ではベンチからも外して休養させたイニエスタやサンペールの起用にも注目が集まるが、昨年は松本、湘南と、下位チーム相手に黒星を喫している。上を目指していくならば、今節はしっかり勝ち切る必要がある。
勝利のために必要なのは、当然ゴールだ。だが、今季のJ1で複数得点を奪った試合は、まだない。ただし、常にシュート数で相手を上回ってきたのも事実だ。前節の古橋のゴールはゴラッソだったが、神戸には今、思い切りとともに精度も求められている。