■遅咲きの28歳ストライカーも! 停滞する代表に風穴を開ける「国内組」の逆襲

 サンフレッチェ広島の中野就斗も、これまでももっと代表に選ばれていてもいい選手だった。

 長い距離の正確なキックが魅力的で、広島ではウィングバックを務め、時にはセンターバックでもプレーする好守を兼ね備えたユーティリティープレーヤー。今後、大きく飛躍する可能性も秘めており、今回の代表では代表定着を目指してほしい。

 柏のMF熊坂光希は昨年、初めて日本代表に招集されたが、代表の活動中に前十字靱帯断裂の大ケガを負ってしまった。その結果、昨季を棒に振った熊坂だったが、完全復活した今シーズンは素晴らしいパフォーマンスで柏レイソルの躍進を支えている。

 スケールの大きいボランチとして攻撃をけん引。落ち着いたパスさばきは超一流だ。25歳という年齢になってしまったが、これからまだヨーロッパ行きの可能性もあるのではないか。

 そして、最後が28歳で代表初招集となった横浜F・マリノスの遅咲きの点取り屋、谷村海那。巧みな位置取りで得点を重ね、今シーズンもすでに日本人最高の6ゴールを決めている。また、フィジカルの強さを生かして、ポストプレーでチームに貢献できる。

 今回の代表では、国内組は比較的年齢の高い選手が中心となっている。若手選手はU-21代表でアジア大会で戦っているという事情もあるのだろうが、やはりアジアカップを念頭に置いた選出なのだろう。

 こうした国内組とU-21代表を融合し、それに海外組の若手を組み合わせたようなチームでも、アジアカップは戦い抜けるような気がするのだが……。

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