■6-1大勝の直後に潜む“緩み”。広島の大黒柱・中野を侵食する「代表病」と福岡の勝機
中野が所属する広島は、アウェイでアビスパ福岡と対戦する。前節セレッソ大阪に6-1と大勝しており、勢いに乗っていきたいところだが、そう簡単にいきそうもない。
確かに前節は大勝だった。だが、その勝利自体が調子を狂わせる可能性がある。
今シーズンの広島は、なかなか勢いに乗れない。連勝は開幕からの2試合のみ。その後は、浦和レッズから4得点奪ったかと思えば、次の試合では川崎フロンターレと1-1の引き分け。名古屋グランパスに3-0で勝利した次の試合では、ファジアーノ岡山に3点を献上して2-3で敗れている。快勝の後で、知らぬうちに緩みが生まれるのだろうか。
このチームで、唯一全試合にフル出場しているのが中野だ。つまり、チームに欠かせない選手であるということだ。
選手が日本代表初選出された直後、調子がおかしくなるのはよくある話だ。相手の警戒はもちろん、自身の高まり過ぎたやる気が空回りすることがある。大黒柱の調子が狂えば、それが自然とチーム全体に波及していくものだ。
また、バルトシュ・ガウル監督率いる現体制で百年構想リーグを戦い、福岡に勝てていないという厳然たる事実もある。
toto公式サイトでは、福岡の勝利を予想する声は全13カード中で最低となる10%。だが、ホームで戦う福岡が、この予想を覆す可能性は十分だ。
後編では、クラブ初記録が生まれそうなカードなどに焦点を当てる。



























