■鬼木監督「9月にピークを合わせる」緻密な計算
4試合目の東京V戦で初めて「完勝」したことで鹿島は本調子に近づいてきたように見える。
そもそも、鹿島のような優勝を目標に戦うようなクラブは、開幕にピークを合わせてはこない。リーグ戦で4試合、5試合と試合を重ねるうちに微調整を重ね、コンディションを向上させ、戦いが本格化する時期にピークを合わせてくる。そのあたりは、J1リーグで5度も優勝経験のある鬼木達監督はよく知っているはずだ。
Jリーグが秋春制に変わったのも、残暑の厳しい8月に開幕し、約1か月が経過してリーグ戦が軌道に乗る頃に涼しくなって、最高のコンディションの下でパフォーマンスを発揮できるようにという狙いなのだ。気候が良くなり、飲水タイムの中断もなくなった頃に最高の状態のチーム同士のハイレベルの戦いが見られるというわけだ。
昨シーズンから監督が交代したクラブとか、柏のように春の特別シーズン(百年構想リーグ)で不本意な成績に終わったチームはそれなりに開幕にピークを合わせざるを得ないだろうが、昨年のチャンピオンであり、鬼木監督の2シーズン目という鹿島は余裕を持ってリーグ戦をスタートして、その大事な9月にピークを合わせているはず。







































