■6万人が熱狂! 新シーズンの主役へ名乗りを上げた「16歳の超新星」

 期待も大きいが、まだ“刷新感”はあまり感じられない……。それが、開幕戦での全般的な印象だったが、一方で選手たちの成長はさまざまな場面で見ることができた。

 その象徴となったのが、MUFGスタジアムでの開幕戦、まさに今シーズンの開幕を告げるべき試合での三井寺眞の活躍だろう。

 今年の4月2日、16歳の誕生日にプロ契約したばかりの三井寺は、前半7分に右サイドを突破した近藤友喜からのクロスに合わせてJリーグの新シーズン初ゴールを記録すると、その後もタッチライン沿いで浮き球を左足のかかとを使った超絶トラップでコントロールして追加点に結びつけたのをはじめ、61分に退くまで素晴らしいプレーで6万3960人の大観衆を魅了した。

 横浜FMを率いるのはこの秋の新シーズンから指揮を執る、スティーブ・コリカ監督。日本人監督はとかく「序列」にとらわれがちだが、外国人の新監督として選手たちをフラットに見ることができたからこその三井寺の開幕戦先発起用だったのだろう。

つづく

(3)へ続く
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