■ミシャ式名古屋と脆さ露呈の横浜FM。王者の風格を見せつけた鹿島
名古屋グランパスは、長谷川健太監督の長期政権が終わり、これまで約20年にわたってJリーグと日本のサッカーに対して大きな貢献をしてきたミハイロ・ペトロヴィッチ監督が就任。どこのクラブに行っても攻撃サッカーを掲げて、それを定着させた実績のある指導者だ。最初は広島で可変式の攻撃的3バック(ミシャ式)を使って躍進させ、ペトロヴィッチ監督が退いた後、後任となった森保一監督がJ1リーグで3度の優勝を飾って、その後、森保監督は日本代表を率いることになる。
その名古屋は、ペトロヴィッチ監督の下で、百年構想リーグで攻撃サッカーの片鱗をすでに見せていた。
だから、全般的にJ1リーグの各クラブの現在の状況は2025年の、あるいは2026年特別リーグでの戦いの印象をそのまま継続しているように見えた。
MUFGスタジアム(国立競技場)での開幕戦で正真正銘の(秋シーズンからの)新監督スティーブ・コリカ監督の下で華々しい攻撃を見せて驚かせた横浜F・マリノスだったが、2点のリードを守り切ることができずに逆転を許したのは昨シーズンまでの守備の脆さが是正されていないからのように見えた。
そして、一方、試合終盤での「粘り強さ」というか「勝負強さ」を発揮して大逆転劇を成し遂げた鬼木達監督の鹿島アントラーズは今シーズンも、優勝候補であることを見せつけた。
つづく




























