クラブの将来を左右する監督人事と、チームの浮沈を分ける移籍市場。秋春制の開幕を前に、悲喜こもごもの動きを見せているのが東日本勢だ。「吉と出るか凶と出るか」大勝負に出たチョウ・キジェ率いる浦和レッズ、ランコ・ポポヴィッチが舞い戻った京都サンガ、そして主力の流出が止まらない横浜F・マリノス。一方で、プロフェッショナルな完璧な補強を見せるFC町田ゼルビアとの差はどこにあるのか。大住良之と後藤健生が鋭く斬り込む!【全6回/第3回】
■チョウ・キジェ就任の浦和。吉と出るか、凶と出るか
――他に気になるチームはありますか。
大住「浦和レッズ(2025年シーズン7位 百年構想リーグ総合12位)は気になるよ」
後藤「チョウ・キジェと浦和が、はたしてうまくいくのか、それとも大変な事態に陥るのか。どうなるにしても興味深いね」
大住「僕は10 年くらい前から、浦和にはチョウ・キジェのような監督が必要だと思っていたんだよね。浦和はクラブとして良い環境にある。資金もあるし、サポーターも一生懸命応援してくれる。だけど、それに押しつぶされている感じがする。サポーターの応援とかに負けちゃって、期待に応えようとするのに、結局良いプレーができない、最後のところでやられる、結果を残せない、ということを繰り返してきた。
チョウ・キジェ監督というのは、一本筋の通ったサッカーの哲学を持っていて、それをかなり強烈に主張してやらせる力を持っている。そういうところが浦和には足りないと思っていたので、もしかしたらものすごい救世主になるかもしれない」
後藤「あるいは、チョウさんは浦和のクラブカラーと合わなかった、ということになるかもしれない。そういう感じの話も、最近耳にするし。吉と出るか、凶と出るか。確かに注目のチームですよ」































