■ 理不尽なVAR判定と“被害者”バログンを襲った世界的バッシング
このFIFAの決定に対しては直接の利害関係者であるベルギー協会やボスニア・ヘルツェゴビナ協会、ヨーロッパ・サッカー連盟(UEFA)などから相次いで批判の声明が出されている。
バログン自身に対してもSNSなどを通じて批判の声が寄せられているようで、ベルギー戦に出場したバログンはそうした批判のせいなのかまったく精彩を欠いて、アメリカは1対4でベルギーに大敗。今大会の開催国はすべて姿を消すことになった。
バログン自身はFIFAの処分について何ら関わっていないのだから、ある意味で被害者である。
ちなみに、僕はサンフランシスコ(実際はサンノゼ近郊のサンタクララ市)で行われたアメリカ対ボスニア・ヘルツェゴビナの試合をスタジアムで観戦していたが、バログンの行為はそれほど悪質なものではなかった。
アメリカ1点リードで迎えた61分に、バログンがボスニア・ヘルツェゴビナのセンターバックのタリク・ムハレモビッチと交錯した際に相手のすねを蹴った後、足首を踏んでしまったのだ。微妙な接触だったので主審はカードを出さなかったし、僕も重大な反則があったとは認識できなかったのだが、その後、VARが介入。足首を強く踏んでいるのが映像で確認されてレッドカードが提示されたのだ。




























