■【布陣図】チュニジア戦「予想スタメン&布陣」発表!久保の穴を埋める「若手」!勝負のカギを握るシャドーとWBの「組み合わせ」
■【布陣図】解説
・1トップ……上田綺世
オランダ戦で劇的な同点弾に絡んだ小川航基ではなく、引き続きオランダリーグ得点王のエースをスタメン起用。初戦ではファン・ダイクを中心とした世界的守備陣の前にシュート1本と抑え込まれたが、巧みな動き出しや強靭なフィジカルを活かした力強いポストプレーで、確かな攻撃の流れを生み出していた。チュニジアの堅牢なブロックをこじ開けるには、彼の「個の力」が必要だ。
・シャドー……鈴木唯人、中村敬斗
南野、三笘、そして久保を欠き、2シャドーはまさにスクランブル状態。だが森保監督は、オランダ戦で美しいゴールを決めた中村を左ウイングバックから左シャドーへと一列上げて対処すると予想する。そして右シャドーに入るのは、ドイツ・ブンデスリーガのフライブルクで公式戦41試合出場9得点と確かな結果を残した若き才能、鈴木唯人だ。W杯初出場の重圧の中でも、狭いエリアでのプレーをまったく苦にしない高い技巧と非凡な得点感覚は、停滞しがちなチームに活力を与えてくれるはずだ。
・ウイングバック……菅原由勢、前田大然
オランダ戦では左シャドーに中村敬斗、左ウイングバックに前田という構成だったが、チュニジア戦ではこの顔ぶれを入れ替えて臨む。相手がベタ引きして守ることが予想される展開では、前田は一列後方に位置したほうが、持ち前の豊かなスピードとスプリント回数をフルに活かせそうだからだ。右には、オランダ戦の74分から出場して右サイドを活性化させた菅原を配置。相手の守備ブロックの外からでも決定機を創出できる、菅原の正確無比なアーリークロスは日本の攻撃の幅を大きく広げる。
・ボランチ……田中碧、鎌田大地
日本のボール保持時間が圧倒的に長くなることを予想し、あえて攻撃的な特徴を持つ2人を並べる。オランダ戦の終了間際に起死回生の同点ゴールを奪った鎌田は、今のチームの心臓として絶対に外せない。その相棒には、オランダ戦で出番のなかった田中碧を抜擢する。絶好のタイミングで得点チャンスの匂いを嗅ぎ取り、ペナルティエリア内へ侵入していく積極的な攻め上がりは相手にとって脅威となるだろう。また、彼が秘める破壊力抜群のミドルシュートは、ゴール前にバスを停めるようにブロックを敷く相手を前に引きずり出すのに武器となる。
・3バック……渡辺剛、谷口彰悟、鈴木淳之介
右の渡辺と中央の谷口は、オランダ戦のメンバーを維持して守備の安定を図る。試合展開によっては、初戦と同じく渡辺に代えて冨安健洋をピッチに送り出し、より流動的で攻撃的なシステムへの変更も考えられる。そして左CBには、ワールドカップ初出場となる鈴木淳之介を大抜擢。豊富な運動量と圧倒的なスピードを誇り、3月28日のスコットランド戦で見せたような、最終ラインからのオーバーラップによるチャンスメイクが期待される。
・GK……鈴木彩艶
オランダ戦をドローに持ち込めたのは、最後尾にこの絶対的な守護神が君臨していたからと言っても過言ではない。前半に浴びた決定的なシュートを難なく防ぎ切り、チームに安心感をもたらした。チュニジアの鋭いカウンターの芽を摘むためにも、彼の広い守備範囲とシュートストップ能力は欠かせない。

















