ワールドカップが開幕した。世界中がサッカーを通じて、喜びを共有する。サッカージャーナリスト大住良之も、現地に入って精力的に取材中。大会の様子を、現地から直送でお届けする。
■アジア勢の奮闘
大会序盤、アジア勢が奮闘している。
別表を見てほしい。大会はまだ序盤、48チーム中32チームが登場しただけで、試合は全104試合中の16試合という時点での成績だが、6チームが登場したアジア勢は2勝4分で無敗。勝点総数は10となり、1チーム平均の勝ち点は1.67。2位欧州(1.40)をしのいで「首位」の位置にあるのだ。

開幕日の6月11日にメキシコのグアダラハラ会場に登場したA組の韓国は、欧州予選のプレーオフを経て出場権を得たチェコに先制されながらも圧倒的に攻め立ててチャンスをつくり、黄仁範(ファン・インボム=フェイエノールト)と呉賢揆(オ・ヒョンギュ=ベシクタシュ)のゴールで2-1と逆転勝利を収めた。
1日おいて6月13日には、サンフランシスコ会場ではB組のカタールが欧州の強豪スイスと戦い、前半にPKで先制を許して0-1のまま試合が進んだが、後半のアディショナルタイムに左からのクロスが相手オウンゴールを誘い、1-1で引き分けた。前回、地元でのワールドカップに初出場したときには3戦全敗だったカタール。初の勝点ということになる。

















