■東日本クラブが低迷した「真の理由」
このように、たまたま僕が観戦に行った試合だけでも、西地区のチームの攻撃の迫力は明らかに東地区のチームを上回っていた。
これは、地域リーグラウンドの段階から、なんとなく感じていたことでもある。
東地区の地域リーグは、堅守と手堅さを武器とした鹿島が独走状態だった。
そして、鹿島を追ったのも、昨年から大幅に守備力が改善され、リーグ戦序盤はカウンターを武器に戦ったFC東京であり、また、昨シーズンよりも総合力が上がり、「守備一辺倒」から脱却したとはいえ、やはり守備をベースに置いたFC町田ゼルビアだった。
数年前まで、超攻撃的サッカーでJ1リーグに君臨していた川崎は前述のように攻撃を得点に結びつけられなくなり、また守備が崩壊する試合もあった。また、やはり攻撃力を武器にJ1を制した横浜F・マリノスは、もはや当時の面影をまったく失って低迷を続けている。
さらに、2025年のJ1リーグで徹底してパスをつないでバリエーション豊かなサッカーを披露して、優勝した鹿島をあと一歩まで追い込んだ柏レイソルがなぜか開幕直後に不振に陥ってしまい、地域リーグラウンドでは8位と低迷。
結局、東地区では守備力を武器としたチーム同士の上位争いとなったのだ。














