■アジア予選の負担で「疲労」が蓄積
もし、6月11日に開幕する今回の大会で日本代表が結果を出してくれたとしたら、負傷者が続出した事実が忘れ去られてしまうかもしれない。また、逆に狙い通りの結果が出なかった場合には、負傷者の続出が「言い訳」となってしまったり、あるいは「責任論」の話になったりして、その話題に触れにくくなってしまうかもしれない。
今の段階だからこそ冷静に考えることができるはずだ。
なぜ、ワールドカップ本大会の前の2025-26年シーズンに日本代表選手の負傷が相次いだのか……。ワールドカップ・アジア予選の負担によって疲労が蓄積していた可能性。一つの仮説として、それが考えられる。
もちろん、それぞれの負傷には、それぞれの固有の原因があり、「不運」としか言いようのない負傷もある。だが、たとえば筋肉性の負傷は疲労が原因の一つであることは間違いないし、疲労によるパフォーマンスの低下が思わぬ接触事故を招き、それが負傷の原因になることもあるだろう。
























