■空白期間の新たな試み

 Jリーグが「春秋制」を採用したのは、何よりも観戦ファンの快適さを優先させたからだった。スタジアム施設も整わない時期、できるだけ「観戦に都合のいい、快適な時期」に試合を開催することにしたのだ。

 それから36年、Jリーグは欧州主要国などに合わせた「秋春制」への変更に踏み切った。日本のサッカーが国際化し、Jリーグと欧州のリーグ間の移籍をよりスムーズにする必要性が高まったこと、そして何よりも、中東諸国の都合に合わせるためAFCチャンピオンズリーグACL)が2023年に「春秋制」から「秋春制」に変更されたことが大きい。

 さて、シーズン制変更に伴う半年間の「空白期間」に、Jリーグは「特別大会」を開催することにした。それが「百年構想リーグ」である。2月からワールドカップ開幕(6月11日)までの短期間のため、J1では20クラブを東西に分けて10クラブずつがホームアンドアウェーで戦う「地域リーグラウンド」を開催。その後に東西両リーグの同順位同士での2戦制の「プレーオフラウンド」を行うという形である。

 ちなみにJ2とJ3は計40クラブを地域ごとに10クラブずつに分けてJ1と同じ方式の「リーグラウンド」を行い、「プレーオフラウンド」は各組同順位チームによる「ノックアウト方式(3位決定戦あり)」で戦う。

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