■村からリゾート地へ一変

 少年時代から馬に乗ってパンパスを走り回っていたハドソンは、48年前に僕が暮らしていた辺りも駆け巡っていたのかもしれません。

 なにしろ、隣人のことを語る時に隣家までの距離はマイル(1マイル=約1.6キロ)で書かれているのです。19世紀のキルメスはそれほど人口密度が低かったのですが、48年前には住宅や商店が立ち並んでいました。そして、調べてみると、現在のギジェルモ・エンリケ・ハドソンはシェラトン・ホテルまで存在するリゾート地になっているようです。

 僕にとっても、キルメスは「はるかな国 とおい昔」の思い出になってしまったようです。

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