今回のtotoはJ1百年構想リーグ第10節の10試合と、J2・J3百年構想リーグ第10節の3試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう(※totoは90分間の「勝ち」「負け」「それ以外」で予想されるため、この文中では百年構想リーグでのPK戦は「それ以外」となり、引き分けと同等として扱う)。
■ついに鹿島がつまずく?
前編では調子が下がり目の浦和レッズなどの試合を予想した。後編では逆に、現在無敗と好調が続く鹿島アントラーズに焦点を当てる。
西地区も含めて、90分間での負けがないチームは1つしかない。それが、昨季王者の鹿島だ。
だが、調子に異変も見える。前節は、J1で初めて実現した茨城ダービーでPK負けを喫した。後半アディショナルタイムに入ってから奪ったPKを決めて追いついたが、危うく敗れるところだった。
もしかしたら、知らぬ間にリズムが狂っていたのかもしれない。何しろ、2試合続けての昇格組との戦いだったのだ。
前々節は17年ぶりにJ1に戻ってきたジェフユナイテッド千葉、そして前節は初めてJ1に昇格した水戸ホーリーホックが相手だった。もちろん選手たちはふだんと変わらず懸命にプレーしただろうが、力量差を認識した戦い方をしてくるチームを相手にして、自然と調子が狂っても不思議ではない。
そして、今節は調子が読めないチームと対戦する。顔を合わせる川崎フロンターレは、開幕戦で柏レイソルから5点を奪って大勝したが、昨季残留争いに巻き込まれた横浜F・マリノスには5点を献上した。昇格組2チーム相手にも、90分間で勝ち切れなかった。
川崎の守備の不安定さは相変わらずだが、前節は攻撃が好調で浦和に3-2で勝利。読みが利かない川崎の不安定さは、鹿島の計算を狂わせるはずだ。
また、鬼木達監督にとっては長年所属した古巣との対戦で、奇妙な感覚はぬぐえないことだろう。実際、昨季はかつてのホームに乗り込み、黒星を喫している。
好調が永遠に続くということはなく、先のことも考えるならば、むしろどこかでつまずいておいたほうがいいとも考えられる。鹿島にとっては、今節がその時期にあたる。









