■調子が好対照な川崎と水戸

 90分間での勝利がまだないチームは、他にもある。そのひとつが、水戸ホーリーホックだ。

 J1へ初昇格をつかんだチームだけに、苦戦するのは当然だろう。だが今節、歴史的な初勝利を挙げる予感が漂う。

 ここまでの戦いぶりには、変化が見られる。開幕戦は3失点で東京Vに敗れたが、続く第2節ではFC町田ゼルビアと2-2と点を取り合いPK負け。そして前節は、町田戦に続いて相手をシュート本数で上回り、PK勝ちで2ポイントを獲得した。

 対して、今節対戦する川崎フロンターレは調子が下降気味だ。初戦こそ柏相手に5得点したが、シュート本数では大きく上回られ、本来狙う戦い方ではなかった。

 その傾向は続き、第2節では千葉に17本のシュートを許しつつ無得点でPK戦に持ち込まれ、前節はFC東京にシュート5本を浴びせただけで敗れているのだ。

 調子の差は、明白だ。J1での対決は初だが、J2では1勝1分14敗と大きく負け越している水戸が、川崎相手に大きな3ポイントを挙げるだろう。

 後編では、浦和レッズ鹿島アントラーズによる白熱対決などを考察する。

(2)へ続く
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