■パス能力の高い若手たち
冨安健洋や板倉滉といった選手たちは、ボランチとしてもプレーできる能力を生かして攻撃の起点となってきた。長くボランチとしてプレーしてきた伊藤洋輝とともに、鈴木淳之介、高井幸大といった若い世代は当然のようにそうした能力を身につけている。そして町田浩樹、渡辺剛ら、以前は「強さ」を前面に出していた選手たちも、ここ数年でパスの能力を急速に高め、「森保ジャパン」のセンターバックとして十分な力をつけた。
2025年に日本代表が戦った10試合(Jリーグの選手だけで臨んだ7月のE-1選手権3試合を除く)で3バックの一角としてプレーした選手は12人。公式戦はもちろん、親善試合でも交代は主としてウイングバックや1トップ、シャドーなどの「攻撃陣」を中心に行われ、3バックが交代することはあまりない。10試合で12人は少なくない数字だ。ケガにより招集できないことがたびたびあったからだ。











