■ベストの3人を選ぶ
このうち、板倉、谷口彰悟、伊藤のトリオが、現時点の日本代表では「ベストチョイス」のように思う。谷口は2024年11月にアキレス腱断裂という大ケガを負い、日本代表には2025年10月のシリーズからの復帰で、その第1戦がブラジル戦だった。そして11月の2試合でもフル出場した。34歳を迎えたが、プレーは負傷前より良くなっているように思えた。
ドイツのバイエルン・ミュンヘンでプレーする伊藤は、プレーするごとに評価を高めている。森保監督の下、かつては左サイドバックとしてプレーすることが多く、攻撃に上がったときのプレーが課題だったが、3バックの左でのプレーは絶品だ。
現在デンマークのFCコペンハーゲンでプレーする22歳の鈴木も、この3人と同様、ワールドカップに向けて「当確」と言っていいのではないか。若手を数多く入れた2025年6月のワールドカップ予選インドネシア戦でデビューし、10月以降は完全に戦力となることを証明した。身長は180センチと現代のセンターバックとしては「小柄」だが、ヘディングの強さには定評がある。
何より、ボール保持時のプレーが素晴らしい。鋭く前線につけるパスの能力も高く、スペースに持ち出して相手を引きつけ、フリーになった味方に渡す判断も的確。コペンハーゲンでは右サイドバックとしてのプレーが多いようだが、ボランチも含め、さまざまなポジションでプレーできるのは大きな強みだ。











