ワールドカップイヤーがスタートした! 開幕は6月だが、すでに戦いは始まっている。グループステージ第2戦で戦うチュニジアなど対戦国の「W杯予選」や「最新試合」を、サッカージャーナリスト後藤健生が徹底分析。サッカー日本代表が勝ち進む道を探る!
■グループFライバルの「戦いぶり」
サッカーのアフリカ選手権、「アフリカ・カップ・オブ・ネーションズ」が2025年12月21日から北アフリカのモロッコで開催されている。
モロッコは、2026年のカタール・ワールドカップでベスト4入りして世界の注目を集め、2030年ワールドカップでは共同開催国のひとつとなっており、さらに昨年のU-20ワールドカップでアルゼンチンを破って優勝。12月には女子U-17ワールドカップを開催するなど、世界のサッカー界で急速にその存在感を高めている国だ。
今回のアフリカ選手権でも、開催国として優勝を目指しており、すでに準々決勝進出を決めている。
さて、今年のアフリカ選手権では、来るべきFIFAワールドカップで日本と同じグループFに入ったチュニジアの戦いぶりも注目された。
そのチュニジアは、初戦では東アフリカのウガンダ相手に3対1と快勝したものの、2戦目ではアフリカの強豪国のひとつナイジェリア相手に2対3で敗れた。67分までに0対3とされた後、2点を返した試合だった。
グループリーグの3戦目ではタンザニア相手に1対1で引き分け、結局1勝1分1敗の勝点4で2位となって決勝トーナメント進出を決めた。
そして、ラウンド16ではアフリカ大陸の新興勢力であるマリと対戦。前半のうちにマリのクリバリが一発退場となってチュニジアは数的優位に立ったものの、ブロックをつくって守りに入ったマリを攻めあぐねる。さらに、後半にはマリのカウンターを許す場面も多くなり大苦戦となったが、88分にシャウアトが頭で押し込んで待望の先制ゴールを決めた。ところが、アディショナルタイムにFKの場面でDFのメリアがハンドボールの反則を犯してマリにPKを与えて同点とされてしまう。
そして、30分間の延長戦でも決着はつかず、PK戦に突入。互いに交互にキックを失敗し合う展開の末、双方5人ずつが蹴って3対2でマリが勝利して準々決勝進出を決めた。













