もったいない堂安律&三笘薫の使い方、森保監督の「賭け」はアフリカ年間最優秀選手アクラフ・ハキミに通用するのか【日本サッカー年末年始の大激論/日本代表編】(8)の画像
三笘薫や堂安律という攻撃的な選手をウィングバックに置く「賭け」に日本は勝つ必要がある。撮影/渡辺航滋(Sony αⅡ使用)

 日本のサッカー界でも、さまざまなことが起きた2025年。J1では鹿島アントラーズが9年ぶりにタイトルを手にし、そしてJ2では「番人」とまで言われた水戸ホーリーホックが史上初となるJ1昇格を果たした。一方、日本代表はワールドカップ出場への準備を進める中、史上初めてブラジル代表に勝利し、なでしこジャパンは新監督の下、苦戦を強いられている。ワールドカップが開催される2026年に向けて、ベテランのサッカージャーナリスト大住良之と後藤健生が2025年の日本のサッカー界を「総括」。そして、2026年の「展望」を語り合った!

■試合中のシステム変更は「なし」

――チームとして、日本代表がやり残していることはありませんか。試合中のシステム変更ができるといい、と話されていましたが。

大住「あれは、もうやらないと思う」

後藤「最近の親善試合を見ていると、今のシステムで貫くんだなという気がするよね」

大住「3バックは最初、放り込み対策だった。アジアカップのように、ワールドカップ最終予選でもやられてガタガタしたら嫌だなという考えからスタートしたんだと思う。僕はウィングバックにああいう攻撃的な選手を置いて3バックを使い続けるわけがないと思っていたけど、このままワールドカップに突入という感じだよね」

後藤「強い相手との試合では、もっとディフェンシブな選手をウィングバックに入れたほうがいいんじゃないかと盛んに言われていたけど、森保一監督にはそのつもりはないみたいだね」

大住「押し込まれる場面があったとしても、専門のアタッカーだと思っていた選手たちが守備も非常によくやってくれるから、このままいけるぞという感じになっていると思う」

後藤「僕は堂安律三笘薫に一生懸命守備をしてくれというのは、何だかもったいないような気がするんだけど、森保監督はこれでいくぞ、と思っているんだろうね」

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