スペイン1部レアル・ソシエダに所属するサッカー日本代表MFの久保建英が、開幕節以来の今季2ゴール目を、自身プロキャリア初のヘディング弾で決め、サポーターに“謝罪”した。
現地12月20日に行われたラ・リーガ第17節のレバンテ戦だ。前節のジローナ戦に敗れて3連敗となったソシエダは、セルヒオ・フランシスコ監督を解任。ソシエダBチームを指揮していたジョン・アンソテギ暫定監督のもとで敵地に乗り込み、久保は右ウイングでスタメン出場した。そして0−0で迎えた前半アディショナルタイムだった。
中盤でプレスバックしたFWミケル・オヤルサバルがボールを奪い、素早く左サイドのゴンサロ・ゲデスへパスしてのショートカウンター。ゲデスは縦に仕掛けた後にアタッキングゾーン手前で切り返し、右足インスイングでのクロスボールをゴール前へ送った。
そこに反応したのが久保だった。相手DFに当たって高い軌道でファーサイドに飛んだボールに対して、久保は落下点に素早く走り込んで渾身のジャンプ。体幹の強さを見せながらの高い打点でのヘディング、さらに逆サイドのコースを狙った技ありのシュートをゴールに流し込んだ。
久保はこれが開幕節以来となる今季2ゴール目。チームと自身の不振が続いていた中、久保はゴール後、敵地まで駆けつけたソシエダサポーターのもとへ駆け寄って、両手を合わせる“謝罪”パフォーマンスも披露した。











